甘い花の香り

先日の桜の精を桜の元へ帰したばかりなのに、
お花見から戻ると甘い花の香りが部屋にただよっていた。

香水でも、お香でもない、この香り。
以前も何度かかいだことがある。
桜の香りのようでいて、どこか甘く
それでいて柑橘系のような爽やかさもあわせ持つ。
この香りの中にいると心が落ち着く。
そんな甘い花の香り。

あぁ、私好みな香りだ。
だけど、この香りを私は持っていない。

その香りの主が近づいてきた。
私のオーラの中に調合し、圧倒的な愛に包まれる。
私は彼女を知っている。

女神だ。

このオーラ、この香り、姿は思い浮かぶのに名前が思い出せない。
香りと共にほとばしる女性エネルギー。
そして、いつも優しく包み込む美しい香り。

しばらくして、この香りの主が木花咲耶姫(このはなさくやひめ)だと思い出す。
凛とした美しさの中に強い意志を持つ女神。
私の元に木花咲耶姫が現れるとき、甘い花の香りがする。

その女神がそっと耳打ちして伝えてくれたメッセージ。

「いつのときも あなたはあなたであるがゆえに すばらしい」

花の香りにのって多くの方に届けられますように。


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